750万円投じて「美容車」を製作した女性の挑戦

「すべての人に美容室を利用してもらいたい」

岩田美樹さんはなぜトラックを「移動美容車」に改造したのか(写真:GARDEN Journalism)
さまざまな社会問題と向き合うNPOやNGOなど、公益事業者の現場に焦点を当てた専門メディア「GARDEN」と「東洋経済オンライン」がコラボ。日々のニュースに埋もれてしまいがちな国内外の多様な問題を掘り起こし、草の根的に支援策を実行し続ける公益事業者たちの活動から、社会を前進させるアイデアを探っていく。

「すべての人に、美容室を利用してもらいたい」

「美容室に行きたくても行けない」方が気兼ねなく施術をお願いできる環境を提供したいと、1.5トントラックを改造し、東京都で個人向け移動美容車として運営を始めた美容師がいます。

本記事はGARDEN Journalism(運営会社:株式会社GARDEN)の提供記事です

株式会社crazy star代表取締役社長・岩田美樹さん。福祉美容を目指したきっかけは、自身の闘病経験で「不便を知った」ことでした。

まだ病気が完治していない中、施設でヘアメイクのボランティアを行った際に見た高齢者の皆さんの笑顔が忘れられず、すぐに福祉美容での起業を決断しました。

福祉美容士やヘルパーの資格を取り、個人宅や施設での訪問美容を続ける中で、利用者のおばあさんがこうつぶやいたと言います。『本当はまた美容室に行きたいんだけど、もう無理ね』。どうにかできないかと調べ続け、偶然見つけたのが「移動美容車」でした。

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