毎週末応援、Jリーグ「安く楽しく遠征」する方法 マニア向けから初心者向けまで「探す悦び」も

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Jリーグ遠征を安く楽しく行う秘訣がある(写真:xtspirit/PIXTA)

2月22日、2019シーズンのJリーグが開幕した。

これに先立ち、1月23日に試合日程が発表されている。ひいきのチームを熱心に応援する人々は毎年この日を待ち焦がれており、発表と同時に彼ら彼女らの年間活動スケジュールが決まると言っても過言ではない。

いそいそとスマホのカレンダーに試合日程をダウンロードし、遠征に備え直近の試合はもちろん、かなり先の試合でも飛行機の早期割引などの交通手段を検討し始める。ツイッターのタイムラインもにわかにざわつき始める。

日程でも費用でも旅の制約は多い

試合は基本的に週末であり、一般的な会社員であれば土日休みを利用する。金曜まで働いたあと遠征に出かけ、月曜朝には出社しなければならない。

例えばJ2リーグであれば年間42試合、単純に言えばその半分のアウェイ21試合が遠地となるため費用面の考慮も必要になる。Jリーグ観戦の遠征とは、日程でも費用面でも制約のある旅と言える。

けれども、それだけ工夫のしがいもあるというものだ。

Jリーグの遠征を通して、鉄道や飛行機はもちろんのこと、フェリー、夜行バス、路線バスなど公共交通機関を駆使する旅の楽しみを紹介してみたい。

その前に、それほどまでして遠征する人々が少なくない数で存在することについて説明しておく。

私の例で言えば、ジェフユナイテッド市原・千葉を応援しており、ここ10年ほどホーム・アウェイともスケジュールと費用の許す限り現地で観戦している。

J1時代からそれなりに遠征はしていたが、J2に降格してから、より熱心になった。これはJ1に比べJ2が地方色豊かであることや、初めて行くスタジアムへの好奇心も大いに関係している。

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