全米を欺いた「36歳黒人俳優」のヒドい自作自演

ジャシー・スモレットの非常識すぎる大ウソ

ハリウッドで批判殺到中の黒人俳優ジャシー・スモレットがついたウソとは?(写真:Alexander Tamargo/Getty Images)

いよいよ来週2月25日(月)、「第91回アカデミー賞授賞式」が開催される。今回のアカデミー賞作品部門には、『ブラックパンサー』『ブラック・クランズマン』『グリーンブック』と、黒人俳優が主役を務める映画が3本も入っており、人種差別の根絶に意気込むハリウッドの進歩を感じる。

だが、そこに完全に水を差すような出来事が起こった。それもハリウッドで活動する黒人俳優によってだ。

白人レイシストによる暴行事件と思いきや…

ことの始まりは、1月末にシカゴで起きた暴行事件。午前2時ごろ、フォックス系列のテレビドラマ「Empire 成功の代償」にレギュラー出演するジャシー・スモレットが、2人組の男に突然襲撃された。スモレットが警察に話した内容によると、2人組は彼に対して黒人差別、ゲイ差別の言葉を吐きつつ、首をロープで縛る、漂白剤を浴びせるなどの暴行を加えた。また、犯人らは「ここはMAGAの国だ」とも言って逃走。彼は自分の足で近くの病院に行き、治療を受けたという。

彼は「犯人は2人組の白人だった」と語っており、「MAGA」がドナルド・トランプの選挙スローガン「Make America Great Again(アメリカをもう一度偉大な国に)」の略であることから、警察は白人至上主義者によるヘイトクライム(差別による犯罪行為)の線で捜査を始めた。

スモレットはゲイであることをオープンにしているため、LGBT団体「GLAAD」はすぐ彼を支持する声明を発表。有色人種の地位向上を目指す団体「NAACP」も、トランプの人種差別的アプローチを批判する声明を出した。事件について意見を聞かれたトランプ大統領は、「とてもひどい出来事だ」と、ひとことだけコメントした。

心も体も傷ついたばかりだというのに、事件があった週末、予定どおりロサンゼルスでのライブに出演したスモレット。ライブ中、涙声になりつつ、「僕は、今日、ここに来る必要がありました。あいつらに勝たせるわけにはいかないですから」と観客に語りかけ、歓声を受けた。

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