「ぶら下がりシニア」が社内で生き残る方法

若手社員に嫌われない4つの「働き方改革」

今いる会社で80歳まで働き続けられるのでなければ、多くの場合はどこかのタイミングで退職し、より長く働ける会社に転職するか、あるいは独立・起業することが求められます。そこまでの時間軸を自分の人生の視界に入れる必要があります。シニアになったときの転職や独立・起業がうまくいくかどうか、そのカギとなるのは「今いる会社での踏ん張り力」です。

サバイバル術の決め手は現職での踏ん張り

そこで、今いる会社で踏ん張るための社内サバイバル術、働き方改革にもつながる4つのポイントを紹介します。

・与えられた仕事から「やりがい」を見いだす
・年下上司とうまくやる
・年上部下とうまくやる
・若手から嫌われないようにする

それぞれについて、少し詳しく見ていきましょう。

この先のキャリアを切り拓くのは、自分自身です。転職するにせよ独立・起業するにせよ、自分にできることを明確にし、雇用主や顧客の信頼を得なくてはなりません。いわば「一人事業主」として、シニアな自分を買ってもらわなくてはいけないのです。そのような力を磨くのは、会社を辞めてからよりも、在職中から準備を始めるほうが有利なのは自明のことでしょう。

まずは、会社で働くことに対する意識を変えましょう。何とはなしに日々を過ごすのではなく、「自分の(80歳までのキャリアの)ために働く」と意識を変えることが第一歩となります。たとえ仕事は会社から与えられたものであっても、「自分にとってのやりがい」を見つけ出すのです。その仕事をどのように行えば、自分のキャリアにとってプラスになるのか、なぜ自分が必要なのか。自分はその仕事を通じてどういう価値を高められるのかをつねに考えながら仕事をするのです。それは自分でしかできないことです。

仕事を好き嫌いで選別するわけではありません。所与の仕事、あまり好きでもない仕事であっても右から左に流すようなスタイルでこなしていては何も得られません。そうではなく、そこに自分らしいひと手間をかけ、顧客や周囲の同僚たちや他部門から「助かったよ」といわれる価値を加えることができるか。それが仕事の喜びにもつながります。結果にもつながり、周囲の見る目が変わり、人生も変わってきます。それが「一人事業主」としての価値創造の基盤になっていきます。

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