米国主要企業「2018年株価騰落率」ランキング

上昇相場が終焉で市場に明暗

では逆に下落率の大きかった銘柄はどれか。最も下落率の大きかったのは香水や化粧品の大手企業コティ(COTY)。

カルバン・クライン、クロエなど高級ブランドの香水を保有し、さらに2016年にプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)のビューティー事業を買収し、カバーガールやマックスファクターなど多数の有力ブランドを取得。ロレアル、エスティローダーに次ぐ世界3位の化粧品会社となった。

コティは1年間で株価が約3分の1に

それに伴って売上高は2017年6月期、直近2018年6月期と大幅に拡大したが、買収にかかる費用や金利負担などコストがかさみ2年連続赤字となっている。株価は、市場全体が上昇トレンドの真っただ中にあったにもかかわらず、2016年後半は下落が続き、2017年もほぼ横ばいで推移した。

2018年は2月のいわゆるVIXショックを機に下落が始まり、その後は立ち直ることなく、一貫して下げが続いた。2017年末からの年間の下落率は65%に達し、ほぼ3分の1となっている。

次ページ2019年は波乱の年に
マーケットの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • フランスから日本を語る
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • この新車、買うならどのグレード?
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
トレンドライブラリーAD
人気の動画
レヴォーグ1強に見た和製ワゴンの残念な衰退
レヴォーグ1強に見た和製ワゴンの残念な衰退
ウーバーイーツ配達員の過酷
ウーバーイーツ配達員の過酷
イオン「フジ実質買収」で岡田会長が語った未来図
イオン「フジ実質買収」で岡田会長が語った未来図
ヤマト独走に待った!佐川・日本郵便連合の勝算
ヤマト独走に待った!佐川・日本郵便連合の勝算
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
統合から20年どこでつまずい<br>たのか みずほ 解けない呪縛

みずほ銀行が相次ぐシステム障害で窮地に陥っています。その根底には、3行統合から今に至るまで解決できていない呪縛と宿痾が。本特集ではみずほが抱える問題点をガバナンス面や営業面などから総ざらい。みずほは立ち直ることができるのでしょうか。

東洋経済education×ICT