犬猫の「殺処分ゼロ」を目指す動物病院の挑戦 殺される動物たちを少しでも減らしたい
結さんが仲間とともに2010年に開設した「TNR日本動物福祉病院」では、日本中の犬猫殺処分ゼロを目指し、主に猫の不妊手術を実施。その数は、毎月約150頭にも及びます。不妊手術費用はメス6000円、オス5000円と抑え、一般診療やペットホテル等の利益でまかなっています(※2)。
「TNR」とは、地域猫を捕獲(Trap)し、不妊去勢手術(Neuter)を施し、元の場所に戻す(Return)活動を意味します。「TNR」の取り組みを進め、野良から生まれる子どもを減らし、行政による収容を減らし、譲渡を進めることで殺処分をなくす。そんなサイクルを実現し、望まれず生まれ殺処分される不幸な命をなくそうと、不妊治療をしやすい環境作りに向けて尽力してきました。

















