老けこむ人は「声の出し方」が間違っている

1万人以上の声を聞いてきたプロが教える

なぜなら、口を大きく開けて声を出すと顎が下がり、声の共鳴する場所が鼻腔から口腔に落ちてきてしまいます。そして顎が下がると、声帯が引っ張られて、喉が締め付けられてしまうからです。

顎を下げずに声を出すなんて不可能!と思われるかもしれませんが、顎を動かす代わりに表情筋を使えば、はっきりと発音できるし、顎を動かしたときよりも、ずっと響きのよい声になるのです。

以前、テレビに出演させていただいたとき、顎を下げて話すことの弊害についてお話をしたら、その番組のアナウンサーの方が大変ショックを受けていました。その方に限らず、テレビを見ていると顎を下げ首に縦筋をいれながら話しているアナウンサーの方は意外と多くいらっしゃって、僕は「喉を痛めてしまう〜」と心配でなりません。

ちなみに僕のレッスンには「最近声が出にくくなった」「喉を痛めやすくなった」というプロのアナウンサーの方も訪れ、レッスン後は「これなら安心して仕事を続けられる」とにこやかに帰っていかれます。

また、営業や接客業で声が通らないと悩んでいた方も、この鳥山式ボイトレで響く声を手に入れ、「自信を持って仕事ができるようになった」と喜ばれています。

書籍『美顔ボイトレ』では、このあたりのお話とともに、さらに詳しい美顔ボイトレのエクササイズも掲載しています。

声は場を変える!雰囲気も自分の気分も変える

声は持って生まれたものであり、変えることはできないと思われているかもしれませんが、決してそんなことはありません。

同じ楽器でも、演奏方法や演奏技術によって音色を変えることができるように、自分の声も、出し方を変え、響かせる場所を変えることで、音色を変えられるのです。

『美顔ボイトレ 声を出すたびに美しくなる』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

今まで耳にしてきた自分の声が、美しく響くすてきな声になったら、それだけでもうれしいですよね。でも、声にはすごい力があって、そのときの自分の気分を変えたり、その場の空気を変えたりすることができるのです。

脳は行動に作用されるので、本当は悲しくても明るい声を出せば楽しい気分になってくるし、本当は不安でも力強い声を出せば自信がわいてくるのです。つまり、自分の声を調整することで、自分の気分までコントロールできるのです。

「場」の空気が暗いときも、明るい声を鼻腔で響かせれば、明るいトーンが空間にも共鳴し、暗さが吹き飛んでいくはずです。声はあなた自身の雰囲気を変え、あなた自身の気分も変えることができるすばらしいツールでもあるのです。

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カーリング人気萌芽の時代から、平昌五輪での銅メダル獲得まで戦い抜いてきた著者。リーダーとして代表チームを率いつつ、人生の一部としてカーリングを楽しめるにまで至った軌跡や、ママさんカーラーとして子育てで得た学びなどを語る。