FRB議長「段階的利上げでリスク均衡目指す」 ハト派的な内容で株価は大きく反発へ

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 11月28日、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、政策金利が中立金利を「若干下回る」水準にあるとの認識を示した(2018年 ロイター/CARLO ALLEGRI)

[ニューヨーク 28日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は28日、ニューヨークで講演し、米経済見通しには「多くの好材料」が存在するとの見解を示した。また、FRBが段階的な利上げによって経済の順調な軌道の維持とリスクの均衡を目指していると述べた。

パウエル議長は「状況はしばしば、最も慎重な予想からも大きくかけ離れることがある」とし、「FRBの段階的なペースでの利上げはリスクを均衡させるという役割を果たしている」と語った。

議長はまた、物価安定と最大雇用のFRBの二大責務の達成に「近い」と述べたほか、政策金利は中立金利を「若干下回る」水準にあるとの認識を示した。

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