迷惑メールは誰が出す? 岡嶋裕史著
世界で一日に送信されるメールの総量は1530億通。そのうち85%が迷惑メールだという。個人も企業も対策に追われ、その費用も数千億円にのぼる。そもそも迷惑メールとは何なのか、どうして送られてくるのか。情報処理、特にセキュリティ分野に詳しい関東学院大学准教授の著者が、メールのしくみと迷惑メールが引き起こす問題を解説し、防衛策を講じる。
インターネットは自由度が高い反面、ひとたび悪意ある利用者が登場するとその抑制が難しい。インターネットに接続する以上は利用者は担い手の一人にならざるを得ないとし、そのメリットを享受し続けるためにも、各々が一歩踏み込んだ情報リテラシーを持つ必要があると説く。
新潮新書 714円
ブックマーク
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
トピックボードAD
有料会員限定記事
ライフの人気記事