子どもへの性的虐待 森田ゆり著

子どもへの性的虐待 森田ゆり著

「使い方を知らないペニスはちょんぎってほしい」。これは7歳で強姦された少女の言葉だ。被害者を生涯にわたって苦しめる「子どもへの性的虐待」に日米でカウンセラーとして向き合った著者が、問題の実情を紹介する。

「父による娘への暴行」、「男の子への虐待」など一般社会では衝撃的な事件が、相談現場に頻繁に持ち込まれている。幼い被害者は「加害者」と「社会」から沈黙を強いられ、表面化しないのだ。

日本では問題への対応が欧米諸国に比べておくれているという。予防策として刑罰の強化や性教育の拡充など、制度整備が必要だが、同時に長い営みを通じて被害者の心の救済を図る「社会の優しさ」も大切であると、力説する。

岩波新書 777円

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正規と非正規「格差訴訟」<br>判断が分かれた最高裁判決

非正規労働者が年末年始の待遇や病気休暇などについて正社員との格差是正を訴え、最高裁は格差は不合理で違法とする判決を出しました。一方で賞与や退職金についての格差是正はほぼ全面的に退ける判決も。非正規労働者の待遇は改善するのでしょうか。

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