子供の手足が麻痺する謎の症状が増えている 米22州で増加傾向
[16日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)は、子どもの手足がまひする急性弛緩性まひ(AFM)という症状が急速に拡大しているとして警告を発した。
AFMはポリオ(急性灰白髄炎)と似た衰弱性の症状で、4歳前後の子どもの発症が多く見られる。ミネソタ州で最近急増し、全米22州に広がっている。
ウイルス感染が原因である可能性を指摘する説があるが、発症の原因は特定されていない。またポリオと異なり、有効なワクチンが存在しない。
発症は2014年から増加し、昨年は子どもが1人死亡している。
保健当局者らは保護者に対し、子どもの手足の筋肉に衰えやまひが見られたら直ちに医療機関を受診するよう呼びかけている。
ブックマーク
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
トピックボードAD
有料会員限定記事
ライフの人気記事