「1回目で数名の方からOKをいただきましたが、話下手なこともあり、進展することなく連敗し続けて、気づいたら7連敗。それでも、ママから話の切り口に関してアドバイスしてもらいながら、どうにかあきらめることなく活動を続けていました」
婚活は続けることが大事。途中でやめてしまえば、どんな人でも、結婚に至ることはない。同じ志を持つ仲間と出会えることも、継続の秘訣となっているようだ。
「8回目にお会いした人は、年齢も5つ下、プロフィール上では趣味もマッチしていなかったので、また断られるかもと思っていたら、OKをいただけて。その後、度々お会いするようになって、お互いに気を使うことなく心地よい間柄になりました。これまでお付き合いした人とは異なり、積極的にリードしてくれるし、ちょっとした言い合いでもちゃんと逃げ道を用意してくれる。本当に、すばらしい女性と出会えたと感謝しています。スナックaeruは、自分にとって人生を変えてくれた場所、いわば究極のパワースポットです」
スナ女・五十嵐の評価は?
最後に、スナ女・五十嵐が「aeru」を評価してみたい。まずは、「入店スリル度」。冒頭でも触れたとおり、中がまったく見えない木目ドアであり、「会員制」プレートによるハードルはかなり高いだろう。電話をしてから訪れることをお勧めする。
次に「店内の雰囲気」であるが、優しい雰囲気で女性も安心できる空間は、まさにママの部屋にいるかのようなアットホームな雰囲気である。開店直後は婚活に真剣な男女利用が多いが、9時半を過ぎたころ、新橋で1次会を終えたグループが訪れママと楽しくおしゃべりを楽しんでいた。カラオケもあり、常連同士で盛り上がることも多いそう。そして、「初心者&スナ女 受け入れられ度」だが、婚活中でなくとも、女性が1人で訪れても、ママのコミュニケーション力で、すぐに客同士の一体感を楽しむことができるであろう。
最後に、「初心者&スナ女 受け入れられ度」だが、婚活中でなくとも、女性が1人で訪れても、ママのコミュニケーション力で、すぐに客同士の一体感を楽しむことができるであろう。
お店を訪れる常連に話を聞いていると、人は、自らの固定概念から解き放たれたときに初めて、求めていた出会いを手にすることができるようだ。しかし、自らその境地に立つことは難しい。男女問わず、自分の良さや悪さを指摘し、良い方向に導いてくれるアドバイザーが必要だ。
たとえば、スナックaeruのうららママのように、独特な雰囲気と楽しさの中で、ちょうどいい具合に“お節介”をしてくれる人の存在が、婚活には欠かせない。この店で得られるのは、一般的な男女の出会いだけではなく、お節介なママと、同じゴールを持った仲間、そして新しい自分自身なのかもしれない。
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