お金でもめる「ギスギス夫婦」の5つの特徴 離婚を決断する前にやるべき家計診断とは?

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こうした傾向は30~50代の既婚者に多く、初めは隠していたものの、金額が膨らみ隠しきれなくなって、いつしか妻の知るところになる。この世代は、会社でのストレスが大きく、子育てで忙しい妻に甘えられず、こうした行動に走りやすいのです。その結果、喧嘩が絶えなくなり、開き直った夫は「俺が稼いだ金なんだから、どう使おうが勝手だろう」という捨てセリフを吐き、疲弊した妻は精神的不安と経済的不安を抱え苦しみます。

私が相談を受ける中で、こうした問題を抱えている夫婦にはいくつかの共通点が見えてきました。どんな問題も、始まりはほんの些細なことです。最近は共働きの夫婦が増えていますが、妻の負担は重くなる一方です。夫と同じように仕事をし、帰宅してからも家事や育児をこなし、休みは普段できない家事をしたり、子供と過ごしたりと、自分の時間がほぼない状態の人も少なくありません。一方、夫も家事を手伝い、休日も家族サービスをしていますが、どうしても「してやっている感」が出やすいのです。妻は「やって当たり前」だけど、自分は「してやっている」という温度差が生じやすいのです。

そのため、妻は、夫をある程度自由にさせる傾向にありますが、今度は「私は我慢しているのに、夫は好きなことばかりしている」という新たな不満が起こります。

「ギスギス夫婦」の「5つの特徴」とは?

そうすると、日々の生活の中で、妻が夫に対して無意識に嫌味を言ったり、不満な態度をとったりしやすくなり、そこから夫が浮気やギャンブルに走る傾向があるようです。こうした夫婦には、以下の「5つの特徴」があります。

1 夫より妻の方が高学歴

妻が夫よりも高学歴な夫婦にこの傾向があります。妻に話を聞くと、出会った当時、自分の周りにいなかったヤンチャな夫に魅力を感じたといいます。この場合、夫は妻に引け目を感じているのでしょう。

2 妻に弱みを見せられない

仕事でのストレスなど、妻に弱みを見せたくないプライドが高い夫は、ギャンブルに走りやすいようです。こうなってしまう理由に、「妻が忙しい」、「冷たい」「賢しこすぎる」ということがある一方、逆に「優し過ぎる」というものもあります。結局、男性というのは、少しおバカで愛嬌がある女性のほうがほっとするのかもしれません。

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