お金でもめる「ギスギス夫婦」の5つの特徴 離婚を決断する前にやるべき家計診断とは?

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3 妻が甘え下手

悩んでいる女性の多くは、がんばり屋で非の打ちどころがないような人ばかりです。でも、夫に甘えるのは下手で、甘えるくらいなら自分で考えて処理しようとする人が多い。こうした場合、妻が頑張らずに弱い部分を見せた途端、状況が変わるケースもあります。

4 夫に、人に言えない暗い過去がある

まだ夫婦が知り合う前、成人前の生い立ちの中で、夫には人に言えない挫折や孤独を味わったことがあるようです。ご主人の職業を伺うと、エンジニア系が多い傾向があります。

5 妻の親はもとから結婚に渋い顔をしていた

親は冷静に物事を見ています。両家の温度差に気がついていたのでしょう。しかし、反対されればされるほど、燃え上がるのが恋愛期です。「あのとき、親の言うことを聞いていれば……」と後悔する妻の声は絶えません。

ゲームと仮想通貨は要注意

またギャンブルなどに依存しやすい人が注意しなくてはいけないのが、ゲームと仮想通貨です。今の30、40代は子供の頃からゲームに慣れ親しんでいます。仕事では日々パソコンを使っていて、その延長で、気軽にゲーム感覚で仮想通貨や株式投資に手を出してしまうのです。また、50代前後以上になると、パチンコに多額のお金をつぎ込む人も少なからずいます。

最近は無料でできるゲームでも、ステージやアイテムによって有料になる場合があります。有料の壁はやすやすと超えてしまいます。なぜなら、「ワンクリック」するだけだからです。

ある男性の話を聞くと、正月休みに実家へ帰り、何もすることがなかったのでスマホでゲームに没頭。あっという間に、10万円も使ってしまったそうです。パチンコや麻省などのギャンブルは、そこまで費やすにはもっと時間がかかりますが、ゲームの場合はほんのわずかです。非現実的な世界で熱くなると、金銭感覚までおかしくなるので非常に恐ろしいのです。

こうした問題はお金の知識うんぬんではなく、心理的なものなので簡単には解決しません。解決の糸口を見つけるには、まずカウンセリングで「こんなこと、考えたこともなかった」という質問を次々としていきます。その中で、育った環境や価値観の違いに気づくことですが、気づいた結果、妻は「夫に寄り添う人」と「別れる人」に大きく別れます。

ただ、離婚は最終手段であり、言ってみればいつでもできます。せめて離婚を決断する前にもう一度相手の本当の気持ちをくみとり、温かく接してはいかがでしょうか。そこまで突き詰められれば、仮に離婚しても後悔はしないでしょう。ここで「ギャンブルは全部ダメ」というのもよくないと思います。度を超えない範囲で、ストレス発散ができるなら、利用するのも手です。ここは冷静な目で向き合うべきです。

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