日経平均わずか2円高、でも当面は上昇継続?

高値警戒感や「石破氏健闘」が上値押さえる

 9月20日、東京株式市場で日経平均は小幅に5日続伸した。前日の米国株市場でダウやS&P総合が上昇した流れを引き継ぎ、朝方から底堅く推移。上げ幅は一時100円を超えたが、直近の上昇ピッチが速く、高値警戒感が上値を抑えた。写真は都内で2015年4月撮影(2018年 ロイター/Issei Kato)

[東京 20日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は小幅に5日続伸した。前日の米国株市場でダウやS&P総合が上昇した流れを引き継ぎ、朝方から底堅く推移。上げ幅は一時100円を超えたが、直近の上昇ピッチが速く、高値警戒感が上値を抑えた。自民党総裁選は安倍晋三首相が3選を決めたものの、石破氏が予想以上に票を伸ばしたことで、日経平均は下げに転じる場面もあった。大引けはわずかながらプラス圏に戻した。

TOPIXは前日比0.11%高で取引を終了。東証1部の売買代金は2兆9830億円だった。業種別では米長期金利の上昇を背景に銀行が買われた。その他製品、非鉄金属、鉄鋼なども高い。半面、パルプ・紙、空運、食料品などが安かった。市場では「マーケットが悪材料に鈍感になっている点は気がかりだが、オプション市場を含めて売り方は依然カバーする機会を狙っている。需給面を考えれば、しばらくは下げにくい状況が続く」(内藤証券投資調査部部長の浅井陽造氏)との声が出ていた。

個別銘柄では、任天堂<7974.T>が3日続伸した。同社は19日、家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」向けのオンライン有料サービスを始めた。「軌道に乗れば収益拡大につながる」(国内証券)と評価した買いが続いている。半面、西松屋チェーン<7545.T>が軟調。19日に発表した2018年3―8月期単体業績予想の下方修正を嫌気した。純利益は従来の増益予想が一転減益となる。ベビー・マタニティ用品、子供衣料が伸び悩んだ。

東証1部の騰落数は、値上がり1090銘柄に対し、値下がりが932銘柄、変わらずが86銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      23674.93 +2.41

寄り付き    23752.79

安値/高値   23582.15─23781.75

 

TOPIX<.TOPX>

終値       1787.6 +1.94

寄り付き     1793.56

安値/高値    1781.04─1793.83

 

東証出来高(万株) 167342

東証売買代金(億円) 29830.59

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