「ハプニング」が前提のキャリア作り 岡崎仁美「リクナビ」編集長×森山たつを対談(3)

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「ハプニング」が前提のキャリア作り

岡崎:いろんな方がいらっしゃるので一概には言えませんが、人生は予想どおりに進むわけではありません。いろいろなハプニングを乗り越えるのがキャリアの前提です。そして人生は結構長い。若い人は自分の直感に素直というか、動物的な勘みたいなものに優れていると思うので、あまり目先の損得や周囲のウワサ、ノリや流行に惑わされすぎずに進んでほしいと思います。

高校生がオープンキャンパスを体験して大学を決めると言いますが、就職も同じだと思います。肌感覚で「ここ面白そう、楽しそう」と思えるかどうか。まずは環境に飛び込んでみて、「自分と合いそうだな」といった直感を大事にして仕事を決めるといいのではと思います。

私は日本の若者に可能性を感じているので、その可能性がいろいろな方向で花開くよう、サポートしていきたいですね。

森山:そうですよね。私も海外就職の講演会などで、「今は海外で現地採用があるかもしれないが、20年後どうなると思っているのだ?」みたいなことをよく聞かれます。でも、今から20年後に世界がどうなっているかなんて、誰にもわかりませんから。

たぶん今後20年の中でもハプニングが毎日、毎年起こる。けれど、それに対して楽しむくらいの気持ちで選択をしていけば、それなりに自分にとってのいい道ができていくと思うのです。ですから、あまり先のことを悩みすぎずに、岡崎さんがおっしゃっていたように自分の直感を信じて、とりあえず進んでみるということですね。

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