「いつも忙しい」とグチる営業に足りない視点 普段の仕事には80%の力しか使わなくていい
営業、交渉力などの研修講師として5000人以上を指導してきた大岩俊之氏による連載「すぐに使える営業の心理学」。エンターテインメントコンテンツのポータルサイト「アルファポリス」とのコラボにより一部をお届けする。
デキる営業マンはいつも余力を残している
今回のテーマは、シリル・ノースコート・パーキンソンが提唱した「パーキンソンの法則」です。
パーキンソンの法則とは、
第1法則
仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
第2法則
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
パーキンソンの法則には、第1法則と第2法則があります。今回は、第1法則のほうを取り上げ、「パーキンソンの法則」を活用すると、日頃の営業活動にどのような影響を与えるのかを見ていきます。
みなさんは、会社で仕事をしていると、このような経験はないでしょうか?
・スケジュールが、いつの間にか埋まっている
・余裕を持ったはずのスケジュールが、パンパンになっている
・忙しいときに限って、さらに仕事が増える
・緊急事態が起こると、予定がぐちゃぐちゃになる
・余裕を持ったはずのスケジュールが、パンパンになっている
・忙しいときに限って、さらに仕事が増える
・緊急事態が起こると、予定がぐちゃぐちゃになる
たとえば、1時間で終わる仕事があったとします。全部で2時間の余裕があったとしたら、結局、1時間の仕事に2時間使うことになります。ゆっくり作業を行うこともあれば、さらによい出来に仕上げようと工夫することもあります。
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