上海「シェア自転車」ブームはもう去っていた あれほどはやっていたモバイクはどこへ?

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さて、ここからは恒例の競馬コーナーである。8月もいよいよ終わり。全国の多くの小学生にとっては、夏休みの宿題に取り組む最後の週末だろうか。

競馬界でも、これが最後の夏競馬。「サマー2000」シリーズも、最終戦の新潟記念(2日、新潟競馬場11R、G3)を迎えることになる(なお「サマースプリント」シリーズ、「サマーマイル」シリーズは9月9日の競馬が最終戦)。

新潟記念の本命は6歳馬グリュイエール

新潟記念の注目は、何といっても3歳馬ブレストワンピース。ダービー5着から新潟記念に回り、そこから秋の菊花賞を目指すという。かなりユニークなローテーションで、人気にはなるだろうけれども、単なる叩きに終わる公算もありとみる。

そこで何を本命にするかといえば、直線の長い新潟競馬場ではディープインパクト産駒を買うにしくはなし。グリュイエールは6歳にして重賞未勝利とはいえ、6月のエプソムカップで3着につけ、この秋の狙い目馬だ。

対抗にはディープの孫、セダブリランテスを指名しよう。骨折による長期休養明けだが、これも今秋が楽しみな一頭である。

穴馬に狙ってみたいのはメドウラークだ。今年も福島競馬場へ出かけた七夕賞で、まさかの11番人気で単勝100倍という勝利を収めている。いくらなんでもフロックだろう、と言われたものだが、案の定、その後の小倉記念では11着(ブービー賞)と凡走している。

とはいえ、新潟記念で5着以内の成績を収めれば、「サマー2000」優勝に手が届く。ゆえにモチベーションはどの馬よりも高いはず。「悪天候に強い」とされることも、今週末の天気を考えると無視できないだろう。3連複のヒモにお忘れなく。

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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