若手が続々と移籍するベルギーリーグの現在 「日本サッカー」強化のカギは融合にあるか

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また、FC東京時代に⻑友佑都や武藤嘉紀などの海外移籍に携わっていた⽴⽯CEOに、ベルギーではどういう⽇本⼈選⼿が通⽤すると思うか尋ねた。

「ひとつは、俊敏性がある選⼿は通⽤するかなと思います。それから、攻守の切り替えはしっかりとできないといけません。真⾯⽬な国⺠性なのか、良い意味でも悪い意味でも、きっちりプレーをさせるというか、遊びがあまりない点があるので、攻守の切り替えができる選⼿ですね。

最初は⾝体的なサイズが必要かと思ったのですが、そこは他のストロングポイントがしっ かりしていれば意外と通⽤すると思います。技術の⾼さは⽇本⼈選⼿のほうが平均点として少し⾼いかなと思っています。ただ、トップスピードのなかでのプレーという点で、⽇本⼈選⼿にはちょっと苦⼿なところもあるので、そういう意味では、早いうちに来て慣れれば⼗分やれるのではないかと思います。

総じて言うと、ある程度のしっかりした技術と、少しの賢さがあれば、ここの国でやれるだろうと思っています」(立石CEO)

人種や性格の融合

同じ質問をベルギー2部のサン・ジロワでプレーしている古賀俊太郎に聞いた。古賀は8月27日に20歳を迎えた若手ながら、イングランド・プレミアリーグのレスター・ユースで10番を背負い、オランダのズヴォレでプレーした欧州での経験が豊富な選⼿だ。

古賀俊太郎選手(筆者撮影)

「オランダ系とフランス系の融合がいちばん⾯⽩いんじゃないかなって思います。地形的にも間だし、⾔語的にもフランス語圏、ドイツ語圏もありますよね。

ベルギーはフランスとオランダが⼈種的にも性格的にも混ざってる感じがします。

僕はフランスもオランダも⾏ったことあるので、ベルギーは試合とか⾒ててもうまくミックスというか融合されてるなと感じます。オランダのテクニカルな部分や攻撃のアイディアと、それとフランスの⼤雑把だけど1対1の強さやデュエルなどの融合です。

そういった融合があるので、ベルギーは⾒てても⾯⽩いし、そういうところがいちばんのポイントですよね。中途半端って⾔ったら中途半端なのかもしれませんが。

でもやっぱり⽇本⼈が成⻑するにはちょうどいい。たとえばフランスへ⾏ったら成⻑はできるけど、なかなか⾃分を出すのは難しかったりします。オランダへ⾏ったらうまくフィットはできるけど、そこで何か⼤きく成⻑できるかって⾔われたら、できないこともないですけど難しい。

ベルギーだとどちらの特徴もうまいところで吸収できるので。⽇本⼈に合っているかはその⼈次第ですけど、吸収できることは多いし、その密度も⾼いと思います」(古賀)

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