マカオ、旧世代の娯楽「ドッグレース」を廃止

グレイハウンド600頭は当局が引取先募集へ

 7月20日、世界最大の娯楽センターである中国の特別行政区マカオで、ドッグレースが21日廃止されるのに伴い、残されたグレイハウンド犬600頭の引き取り手を当局が探すことになった。 写真はレース場で休憩するグレイハウンド犬、6月2日撮影(2018年 ロイター/Bobby Yip)

世界最大の娯楽センターである中国の特別行政区マカオで、ドッグレースが21日廃止されたのに伴い、残されたグレイハウンド犬600頭の引き取り手を当局が探すことになった。

レース廃止問題は以前から、マカオ当局、動物愛護運動家およびレース運営会社「逸園カニドローム」の経営者アンジェラ・レオン氏の間で議論されてきた。レオン氏は、マカオのカジノ王で香港出身の実業家スタンレー・ホー氏の4番目の妻で、長く行政区の議員も務める富豪。以前から、犬を虐待していると動物愛護団体に非難されてきた。

マカオ行政区は19日夜、逸園は土地のリース期限が切れることが2016年初頭から分かっていたにもかかわらず、犬に対する責任ある解決策を見つけていなかったと批判。「逸園は、グレイハウンドの処遇や行き先探しを遅らせてきた。犬の世話は不確実な状態となっており、市民を不安にさせ、社会問題化している」との声明文を公表した。

行政区によると、逸園は動物愛護法により罰せられる見通し。当局は犬が適切なケアを受けられるよう保証するという。犬が現在どのような状態にあるかについては触れていない。

マカオでは高級カジノが上陸して以来、ドッグレースは旧世代の娯楽として下火になっていた。

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