iPhoneがグンと便利になるmacOS驚異の進化 MacからiPhoneのカメラ操作が可能に
ダークモードに切り替えると、アップル純正のさまざまなアプリケーションで、背景が白から黒に、文字が黒から白に自動的に切り替わり、できるかぎり黒い画面での表示になる。
しかしそれぞれのアプリを自動的に反転させるわけではない。アプリ自体がダークモードを備えていなければならない。もっとも、アプリの多くはダークモードをすでに取り入れているものも多く、macOS Mojaveがそうしたトレンドに応じた、という見方が正しいだろう。
メールやメッセージなどは黒い画面で操作できるが、ウェブブラウザのコンテンツは調整されず、正しい配色で再現される。そのため、ブラウザ経由でクラウドサービスなどを多用する人は、Gmailのようにそのサービスに暗い配色が用意されていなければ、真っ白なコンテンツに遭遇することになる。
このあたりは、ダークモードを正式に搭載する秋までに、さらなるサードパーティアプリの対応や、ブラウザから利用するサービスのダークモードの整備など、なんらかの対応が必要だと考えられる。
ボイスメモと連携カメラ機能は重宝する
MacはiPhoneを使っていなくても利用できるが、ユーザー数が圧倒的に多いiPhoneユーザーの取り込みは、Macにとって大きなビジネスチャンスだ。
これまでも、iPhoneで利用しているアプリをMacで引き継ぐ連係機能やiCloudを活用したアプリ間のデータ利用などを促進させてきたが、macOS自体のアプリにも、そうした「MacとiPhoneを両方使う利便性」がもたらされる。
macOS Mojaveには、iPad向けアプリがMacアプリとして追加されている。具体的には、「株価」「ニュース」「ホーム」そして「ボイスメモ」だ。iPhoneとMacを使っている人であれば、新規アプリの中でも「ボイスメモ」は重宝する存在となるはずだ。
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