iPhoneがグンと便利になるmacOS驚異の進化 MacからiPhoneのカメラ操作が可能に
皆さんのデスクトップはどのような状態だろうか。作業中の文書や写真などが散らばっていて、アイコンで埋め尽くされていないだろうか。macOS Mojaveでは、デスクトップのアイコンを整理する「スタック」という機能が用意された。
ファイルの種類やタグによってファイルを右端に自動的に分類してまとめておいてくれるようになる。これによって、散らばっていたデスクトップを整理できる。位置で覚えているので、アイコンの場所が重要、という場合でも心配はない。
スタックされたアイコンの上をマウスやトラックパッドの左右スクロールでなぞると、そのスタックの中のアイコンをめくることができる。必要なファイルや画像を発見したら、そのまま今までどおりドラッグして、ファイルを移動したり文書に貼り付けることができる。
個人的には、アイコン表示を最大化しておくと、スタックの上をなぞったときにアイコンが大きくて見つけやすくなるため、より便利だと感じた。スタックで整理されるため、アイコンが大きくても場所を取られる心配がないからだ。
ちなみに筆者は、アイコンサイズの最大化は、macOS Mojave以前から、デスクトップを散らかしすぎないようにする工夫として取り入れていた。デスクトップでcontrolキーを押しながらクリックしてメニューから「表示オプションを表示」を選択し、アイコンサイズをできるだけ大きくすればよい。
macOS Mojaveの新しいデスクトップは、常に整理整頓され、背景は静かに時を知らせてくれる。英語にもなって親しまれているシンプルさ、精神統一などを表す「Zen」を体現して、われわれを迎えてくれるようだ。
「ダークモード」は今後に期待
また、ユーザーインターフェースでは、ダークモードが採用された。名前のとおり、今まで白が基調だった画面表示を反転させ、黒を基調とする表示方法だ。
黒い背景は、特に大きなディスプレーを使っている人にとっては待望の機能と言える。たとえば眼前にある27インチのディスプレーを真っ白にすれば、照明器具のように明るくなる。その光を受け続けていると、特に夜の時間の作業ではまぶしすぎるし、写真などのコンテンツに集中するには黒い背景のほうが適しているという。
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