結愛ちゃんを見殺しにした児童相談所の大罪 サボタージュ職員への罰則規定が必要だ

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虐待をしている親は、児童相談所から逃れるために他府県に引っ越すことが多いそうですが、昨年末、結愛ちゃんの親も東京に引っ越しました。香川児童相談所では「指導措置を解除したが、支援の必要はあり、緊急性の高い事案として継続した対応を求めた」としています。しかし品川児童相談所では「緊急性が高いと言う説明はなかった」と反論したと報じられています。

どちらが嘘をついているか、より無責任なのかは今の時点では判りませんが、引っ越し早々、叫んでいるような泣き方だという通報が、近所からもなされたようです。

2月9日に品川児童相談所は結愛ちゃん宅を訪問しています。母親が「関わってほしくない」と言ったということは、重度の虐待のサインですが、すごすごと引き下がっていますが、この時点でも厳正に対処すれば、警察と連携して命を救えたはずです。

そして2月20日に地元小学校の入学説明会にも結愛ちゃんが来なかった段階で、過去の彼らの履歴と引っ越しと、9日の面会拒絶と数々の教訓を考えれば、結愛ちゃんに何が起きているか、素人でも判断がつくことです。

実母には「実行犯」以上の罪がある

いったい、これだけ多く行政機関が関わっていながら、そろいもそろってサボタージュがあったというのでしょうか。「手が足らない」と決まり文句のように言っていますが、では、命を救うよりも、何を優先していたのでしょうか。是非、聞きたいところです。

この10日後に結愛ちゃんは病院に搬送されています。亡くなった時は、5歳児の標準体重を7キロも下回る12キロだったそうです。結愛ちゃんの継父と実母の間にできた弟は両親と共によく外食していたそうで、実母は、自分の立場が危うくなるのを恐れ、夫に従い、見て見ぬ振りをしたとか。

自分が殺される覚悟を持っても、結愛ちゃんを他ヘ預けることは出来たはずです。よく食事が喉を通ったものだと思います。このような事件の実母には、実行犯以上の(否、同様の)罪と憤りを感じます。

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