結局のところ生き残るのは「仲のいい会社」だ ひろゆき氏が考える「いい人」の作用
僕の経験上、社員が仲いい会社は、業績がいいことが多いです。まあ、業績がいいから仲良くできるという見方もできますから、卵が先か鶏が先かという話ではあるんですがね。
それとは逆に、業績がいいけど社内がギスギスした会社というのもあります。社内での競争が多いと、そうなりがちです。
仕事の後に会社内で遊ぶ会社は「いい会社」
それはそれで健全なように思えますが、いざ業績が悪くなったときに、途端に崩れていってしまいます。だから、業績の浮き沈みがあったとしても、「踏ん張らなくてはいけない」という人が現れて会社の永続率が高くなるのは、やはり社員同士が仲いい会社なのです。
仕事が終わった後に会社内で遊んでいる会社は、実はいい会社である可能性が高いです。「飲みに行く」というのはよくある話ですが、お酒がなくても付き合える人間関係が築けているというのが重要です。
仕事が終わったらみんなで野球見に行ったり、終業後にみんなではやっているゲームをやったり、卓球などのスポーツをしたり……。そういう会社のほうが、長期的にうまくいく率が高いのです。
その一方で、終業後の人間関係を割り切っちゃうタイプの人は、すぐに転職をしてしまう可能性の高い人なので、能力として一時的にうまく生かせるかどうかが大事になってきます。
一度も危機を迎えたことがない会社なんて、世の中にありません。うまくいっているときの会社は、その後、絶対に業績が下がることを覚悟しておいて、企業は人材確保を考えればいいでしょうし、個人は人間関係の見直しや辞めた後のことを準備しておきましょう。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら