中島翔哉は「ポリバレント」ではなかったのか

所属クラブ幹部のポンテ氏が真っ向から反論

インタビューに時折寂しげな表情で答えるポンテ氏(写真:瀬川泰祐)

――世界では、ポリバレントであることが評価されているのか。

ヨーロッパでよく言われるのは、ポリバレントの部分で評価されるのは、攻撃とディフェンス両方やる選手、2つのポジションができる選手です。

戦術的にはドイツもそうだけど、いろいろなポジションができるというのがポリバレントという意味で、ヨーロッパでは西野さんが言った攻撃時のみのポリバレントという言葉には多くの関係者が反対しています。

中島翔哉はスタメンでも十分に活躍できる

――ロシアW杯で中島翔哉選手にはどんな姿を期待していたのですか。

彼は、ステップバイステップで良くなっているし、モチベーションも高めているし、今シーズンはポルティモネンセで試合に出て、得点やアシストを重ねて、すごく自信をつけていた。

W杯で間違いなく活躍できると思うし、今のメンバーと比べると、35人の予備登録メンバーや、23人の正式枠じゃなくて、スターティングメンバーとして十分な活躍ができるんじゃないかとみている。

――ハリルホジッチ前監督の解任については、どう考えていますか。

内部では、どういう問題があったか私にはわからないけど、W杯2カ月前に解任するのはやっぱりおかしいんじゃないか。今まで3年半やってきたのによく理解できなかった。この解任劇で日本代表の監督をやりたがる人は、確実に減ったと思う。

――ヨーロッパで日本代表の評価はいかがでしょうか。

日本のサッカーは、ヨーロッパでは、組織的なチーム作りは評価されています。特に戦術理解が高く、日本人選手は特にドイツで活躍しています。若い選手に国際経験をさせているのもヨーロッパでは評価が高い。

ただ、今回のハリル監督の解任でイメージがちょっと悪くなった。いろいろなサッカー関係者に聞くと、W杯の切符を取って捨てたという風に言われていてイメージはダウンしているけど、それ以外のところではすごくイメージが良い。

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