親と近居の「共働き夫婦」が最強と言える理由 マイナス面もあるが、メリットがハンパない
そんな両親に甘えることで、子どもたちの心配をせず仕事に集中できる環境がつくれています。自宅マンション購入の際、歩実さんの実家の近くを選んでくれた夫にも感謝しています。
夫は家を朝早くに出て残業も多いため、早番遅番がある保育園勤務の中山彩子さんが仕事を続けるには、両親の助けが必要でした。
2人は彩子さんの実家近くに新築戸建てを購入。両親の家からは車で5分ほどの距離です。彩子さんは今の仕事が大好きで、子どもが生まれても続けたいと考えていました。彩子さんの願いどおり、小学校5年生、3年生、3歳の3人の母親になった今も、仕事を続けています。母には、保育園の送り迎えの両方を担当してもらっています。仕事のある日は夕食の支度はすべて母にお願いし、帰宅するとすぐ食事ができているので、本当に助かっています。そして、子どもたちは彩子さんの両親になついているので、土日は両親の家で過ごし、実家のご近所のお友だちともよく遊んでいるそうです。
両親のもとに近居するなら中古マンションを購入しよう
2つの例を挙げましたが、私の周りにも、親と同じマンションや近くのマンションで暮らし、家事育児をサポートしてもらいながら、仲よく暮らす「近居家族」をよくお見かけします。不動産屋さんによると、親が暮らすマンションと同じか近くの建物にある空室をみつけて、子ども一家が入居するケースが増えているといいます。こうしたケースは、親子関係がうまくいっているのがわかるので微笑ましく映ります。
近居家族では、ワーキングマザーとその両親の距離もさることながら、住む家の住居費がとても重要なカギを握ります。借りるか、新築を買うか、中古を買うか。買うとしたらマンションか戸建てか。都会の場合は、やはり中古マンション購入がお勧めです。ここで、新築マンションを購入した場合と、中古マンションを購入した場合を比べて、どれくらい経済的な負担が軽減されるかを見ていきましょう。
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