凡人が天才に勝る方法は「努力の継続」だけだ

「ハイキュー!!」「弱虫ペダル」の脇役から学ぶ

努力の継続は、ある種根性ともいえる(写真:Fast&Slow / PIXTA)

新年度も1か月が過ぎました。環境が変わるなどし、新しい人と出会うことになった人は多いのではないでしょうか。多くの人と関われば関わるほど、自分の力のなさや小ささを実感し、落ち込むこともある。私自身はそんな普通の人です。

すごい人の活躍は参考にならない

現実でもマンガでも、すごい活躍をしている人をみると、「それに比べて自分は」とぐずぐず悩んでしまう。しかし最近のマンガはそんな人を見捨てない。こんなフツーの人が目指すべきは、『ハイキュー!!』の田中龍之介 や、『弱虫ペダル』の手嶋純太といった意思と努力のキャラクター。彼らが今、活躍の場を広げています。

当記事は、マンガ新聞の提供記事です

物語の登場人物、特に活躍するキャラクターといえば、「すごい能力を持つ人」「ポテンシャルがある人」「才能を受け継いだ人」。読者であるフツーの人からは、かけ離れた存在であることが多い。

もちろんそういった彼らが、困難を乗り越える姿に感銘を受けると同時に、少しでも彼らに近づこうとして力がわいてきます。

でも心の中ではこんな考えがふとよぎってしまう――「やっぱり彼らは、普通の人にはない力を持っているから活躍できるのでは」「自分とは違う過程を経て成長したから主役になれるのでは」、と。

特にマンガではこの傾向が顕著です。『ドラゴンボール』の孫悟空は戦闘民族のサイヤ人。競技カルタの少女マンガ『ちはやふる』で活躍するには、歌を読み上げる声を聞き分ける力が求められます。

才能にあふれた彼らの活躍を見ていると「自分もこうなりたい」と前向きになる一方で、「どこまで行っても自分には才能や魅力がないから無理」という考えから逃れることができず、足を止めてしまいます。

次ページ人気漫画『ハイキュー!! 』から学ぶ
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • 世相をリアルに映し出す 流転タクシー
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
  • 賃金・生涯給料ランキング
トレンドライブラリーAD
人気の動画
イオン「フジ実質買収」で岡田会長が語った未来図
イオン「フジ実質買収」で岡田会長が語った未来図
採用担当者が嘆く「印象の悪い就活生」の共通点
採用担当者が嘆く「印象の悪い就活生」の共通点
ヤマト独走に待った!佐川・日本郵便連合の勝算
ヤマト独走に待った!佐川・日本郵便連合の勝算
ヤマダ、社長離脱でにわかに再燃する「後継問題」
ヤマダ、社長離脱でにわかに再燃する「後継問題」
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
私大トップ校の次の戦略<br>早慶上理・MARCH・関関同立

受験生確保や偏差値で高い水準を誇る関東・関西のトップ私大13校。少子化や世界との競争といった課題に立ち向かうための「次の一手」とは。大きく揺れる受験動向や、偏差値や志願倍率と比べて就職のパフォーマンスが高い大学・学部なども検証します。

東洋経済education×ICT