朝マックしながら、日経先物ラージで20万稼ぐ やっぱり日経平均は、1万4000円前後が下値!?

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日経平均の下値は1万4000円前後?(撮影:尾形 文繁)
米国の債務上限問題で揺れた10月前半の株式市場。カリスマ投資家の内田衛氏はどんな売買をしていたのか。見習うべきは内田氏の相場観だ。低位株投資を基本としながら、日経平均株価が1万4000円前後に下がってきたらすかさず買い、売って利益確定。短期でも長期でも臨機応変に戦う、カリスマ投資家の手法をぜひ学びたい。

REITを売却、約250万円の利益確定

【9月30日(月)】先週末のNYダウは、70ドル安の1万5258ドルと反落。174円で5000株信用売りしていた東京テアトル(9633)を168円で返済買いして、2万9746円の利益確定。6月25日に初めて買ったREITの野村不動産オフィスファンド投資法人投資証券(8959)を50万円で25口売り、249万6898円の利益確定。買いは公募価格39万8287円で。

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このREITは配当の権利が10月末で、配当の権利を取ろうと思っていたけれど、株価が最低売り目標の50万円まで上がってきたことと、なんとなく、相場の雲行きが怪しくなってきたから売った。来年になると株式の譲渡益課税が10%から20%になるので、利益が乗っている銘柄は、年内に一度いいところがあったら売っておくということで、利益確定方針。日経平均は、304円安の1万4455円と大幅安で引けたが、8月30日の日経平均終値は1万3388円なので、5カ月ぶりの月足陽線となった。19時50分、米ドルを97円80銭で30万ドル買う。

来年も「Sell in May」?

【10月1日(火)】NYダウは128ドル安の1万5129ドルと大幅続落。理由は、17年ぶりの米政府機関閉鎖を警戒。歩み寄りの兆し見られず。13時27分、米政府機関の一部閉鎖指示、暫定予算の期限前不成立が確定。一方、日本では13時29分、安倍首相が2014年4月の消費税を8%にすると表明。駆け込み需要はあるにしても、来年の春相場は厳しいかも? 来年もSell in Mayか?

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