キラウエア火山噴火、住宅26軒倒壊の被害 2000人近くの住民が避難

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 5月6日、米ハワイ州ハワイ島で3日に噴火したキラウエア火山は、噴火活動が続いた。溶岩が住居のある地域まで流れ、2000人近くの住民が避難している。ハワイ郡当局によるとこれまでに26軒の住宅が倒壊した。通りに流れる溶岩。ハワイ島レイラニ・エステーツ地域で撮影。提供写真(2018年 ロイター)

[パホア(ハワイ) 6日 ロイター] - 米ハワイ州ハワイ島で3日に噴火したキラウエア火山は、6日も噴火活動が続いた。溶岩が住居のある地域まで流れ、2000人近くの住民が避難している。ハワイ郡当局によるとこれまでに26軒の住宅が倒壊した。

レイラニ・エステーツ地域では、一夜のうちに新たな亀裂ができた。高さ約70メートルまでマグマが噴出する現象も確認された。

現時点で、死傷者は報告されていない。

避難住民の一部は6日、ペットを救出したり、貴重品を持ち出したりするため、一時的に帰宅した。

米地質調査所(USGS)によると、ハワイ島南東部は4日、1975年以来の規模となるマグニチュード(M)6.9の地震に襲われた。

今後も溶岩の噴出が続くと予想されている。ただ、溶岩が流れ出ている地域はハワイ島のリゾート地域からは遠く、ハワイ島の他の地域や他の島のビジネスなどに影響は出ていないという。

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