カニエ・ウェスト、「奴隷制度は選択肢」の真意 彼が言いたかったこととは?

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 米ラップ歌手のカニエ・ウェスト(40)が1日、芸能サイト「TMZ.com」で奴隷制度は選択肢の1つであると述べ、物議を醸している。2016年8月、ニューヨークで撮影(2018年 ロイター/Eduardo Munoz)

[ロサンゼルス 1日 ロイター] - 米ラップ歌手のカニエ・ウェスト(40)が1日、芸能サイト「TMZ.com」で奴隷制度は選択肢の1つであると述べ、物議を醸している。ウェストは4月、1年ぶりにツイッターへの投稿を再開したばかりで、矢継ぎ早なコメントが注目されている。

同サイトに掲載された動画インタビューによると、ウェストは「奴隷制度は400年も続いていた。400年もだ。それも選択肢の1つだったように思える」と主張した。

ソーシャルメディアで議論が巻き起こったため、その後ツイッターで「もちろん、奴隷は自由意志で手かせ足かせを付けられ船に乗せられたのではないことも分かっている。私が言いたかったのは、われわれが精神的に奴隷にされていたことをこの数字が物語っているにもかかわらず、その状態に甘んじていたということだ」と弁明した。

全米黒人地位向上協会(NAACP)はウェストに対し、ツイッターで「多くの偽情報が出回っており、見識を喜んで提供する。黒人はこの大陸に来てからずっと、奴隷制度と闘わなければならなかった」と投稿した。

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