地震から2年「南阿蘇鉄道」の復旧が始まった 「マンガよせがきトレイン」も復興に一役

印刷
A
A

高森駅は南阿蘇鉄道本社でもあり、土産物を売ったりもしているが、最近、その駅舎を建て替えるというニュースを聞いた。驚いて高森町役場に問い合わせてみたところ、駅舎を含めた周辺の整備をする予定ではあるが、予算がついた段階で、早々とニュースになってしまったのだという。駅前に公園などを造る予定とのことだが、構想や駅舎自体のデザインなどは、まだまだこれからだそう。

個人的にあの鉛筆のようにとんがった屋根が特徴的な駅舎が好きなので、あまりイメージが変わるものでないことを望みたい。

また、高森駅の一つ手前、湧き水トンネル公園付近に新駅を造ろう、という構想もあるらしい。こちらは補助金獲得に向けて動きつつ、今年度中に着手するという状態とのこと。5年前に高森駅から徒歩で湧き水トンネル公園に行った時は、トンネル内も往復したためか、すごく歩いた気がした。トンネル内は夏も涼しく、水の流れが気持ち良かった。近くに新駅ができれば、観光には大変便利だと思う。

復興は自分ができることから

震災前、第一白川橋梁を走るトロッコ列車(撮影:坪内政美)

復旧工事も始まり、いろいろと人手が足りないとのことだったが、新たな町づくりに町長はじめ南阿蘇鉄道沿線の方々はみな意欲的であった。

私が取材に行った翌週、トロッコ列車の運行が始まった。今年も11月末まで運行される。特に土日は、トロッコ列車とマンガよせがきトレインが交互に運行されるので、両方に乗れるチャンスだ。

「南阿蘇鉄道に来て、実際に乗ってもらうのがいちばんうれしい」と、南阿蘇鉄道の総務課長、中川竜一さんも言う。

まず、自分にできることから始めてみる。

多額の寄付は難しくても、南阿蘇鉄道に乗ってみたい、という興味を持つことから復興支援は始まる気がする。

次ページ熊本といえばこんな思い出が…
鉄道最前線の人気記事
トピックボードAD
関連記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
トヨタが新型クラウンから始める販売改革の衝撃
トヨタが新型クラウンから始める販売改革の衝撃
ソフトバンク「20兆円ファンド」急ブレーキの難局
ソフトバンク「20兆円ファンド」急ブレーキの難局
平気で「サラダ」を食べる人が知らない超残念な真実
平気で「サラダ」を食べる人が知らない超残念な真実
宅配ドライバー「多重下請け」で疲弊する深刻問題
宅配ドライバー「多重下請け」で疲弊する深刻問題
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT