コンビニ市場の”飽和”は近いのか

セブンは出店攻勢、飽和を見据えローソンが新機軸

 

コンビニ大手3社、セブン-イレブン・ジャパン(以下、セブン)、ローソン、ファミリーマートの中間決算が出そろった。業界首位のセブン、2位のローソンは増益を維持。3位のファミリーマートは増収ながら減益となった。

今期のコンビニ業界のキーワードは「大量出店」だ。日本フランチャイズチェーン協会の統計によると8月末時点で全国のコンビニ店舗数(上位10社ベース)は4万8764店で、5年前に比べて約7000店増えた。全体で5万店に迫る中、業界では国内のコンビニ市場が飽和に近づいているという声も聞かれる。直近では、セブンが1万5831店、ローソンは1万1348店、ファミリーマートは9948店だ。

1.5万店を倍にもできる。セブンは自信満々

だが、セブンの店舗数は上期(3~8月)だけで759店増加。通期は過去最高となる1150店の純増を計画している。食品や日用品などの品揃えや公共料金の収納代行、無料Wi-Fiサービスなど店舗機能を充実させ、さらなる客数増加を狙ってアクセルを踏んでいる。セブン&アイ・ホールディングスの村田紀敏社長は「年間の出店計画は達成できる。来年はそれ以上のペースで行ける」と、コンビニ飽和論を意に介す様子もない。

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