ほうれい線に悩む女子に教えたい顔の手入れ 「目の下のたるみ」も自分でケアできる
残念ながら高価なクリームをいくら塗っても、ほうれい線はなかなか消えません。また美容整形をしても永遠にその状態が続くわけではないのです。セルフエステは、このたるみの原因となる筋肉に働きかけていくものです。続けていくことで長期的に筋肉を強化でき、たるみもほうれい線も、目立たなくすることができます。
ほうれい線のセルフエステをする前に、時間的な余裕があればやってほしいことがあります。それは側頭筋のマッサージです。ジャンケンのチョキの手の第一関節を使い、側頭部を螺旋を描きながらほぐします(8回)。
「目の下のたるみ」の悩み
ほうれい線と並んで女性の顔の悩みで多いのが目の下のたるみです。「半月上の大きなシワが気になります」という相談もよく受けます。目の下がたるんでいることで、実年齢より老けて見られたり、疲れているように見えたり、イキイキとした魅力的な目元をつくることが難しくなります。表情全体が暗くなり、相手に与える印象が悪くなりがちです。
一方で、目元のたるみを改善できれば、表情全体の若々しさを取り戻し、実年齢よりも遥かに若く見られるようになるかもしれません。
「目の下のたるみ」ができるいちばんの原因は、「老化による筋肉の衰え」だといわれています。特に目の周囲は皮膚がとても薄く、角質層は約0.02ミリ程度。そのため、たるみがとくに目立ちやすい箇所でもあるのです。
目のまわりには「眼輪筋」(がんりんきん)という筋肉があり、目のまわりをぐるっと一周覆っています。加齢とともにこの「眼倫筋」が衰えると、目のまわりの脂肪を支えきれなくなり、脂肪がたるみはじめます。このたるんだ脂肪が影となって、目元の印象を悪くするのです。
毎日パソコンやスマートフォンの画面を長時間見ている方は要注意です。目を酷使し続けることで眼精疲労を引きおこし、「たるみ」が起きていることもあります。さらには、目元には皮脂を分泌する皮脂腺がありません。よって乾燥しやすく、潤いをキープする力が弱いのです。「ちりめんジワ」や「目尻のカラスの3本ジワ」が気になるのも、このためです。
また、普段のアイメイクのクレンジングが、目の下の皮膚の刺激となって、乾燥やたるみを招く場合があります。ですから、目元のクレンジングは、特にやさしく丁寧に行う必要があるのです。
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