学生も就活を進めるうちに、B to BとB to Cに対する認識を深め、「知名度」という呪縛から解き放たれると、考え方もだいぶ変わってくる。先輩たちもそうした経験をコメントに残している。
・「知名度は低くても、B to Bビジネスの優良企業がたくさんあると知った」(大阪大学・文系)
・「面白い事業をしているB to Bの会社が多いと感じた」(熊本大学・文系)
・「B to Bの企業についての見識が多少ではあるが広まった。知名度だけが指標にならないと実感した」(早稲田大学・文系)
・「B to Bの企業など、今まで知らなかった企業でも、多くの優良企業があることを知った」(県立広島大学・文系)
・「B to Bであったり、子会社であったりがゆえに、有名でない企業でもいいところは多かった。有名な企業でも社員の態度がよくないところもあり、いろんな企業があるなと思った」(首都大学東京・理系)
・「普段目に付かない、いわゆるB to Bの企業を知ることができ、反対に、誰でも知っている有名企業のメリットやデメリットを知ることができた」(芝浦工業大学・理系)
・「面白い事業をしているB to Bの会社が多いと感じた」(熊本大学・文系)
・「B to Bの企業についての見識が多少ではあるが広まった。知名度だけが指標にならないと実感した」(早稲田大学・文系)
・「B to Bの企業など、今まで知らなかった企業でも、多くの優良企業があることを知った」(県立広島大学・文系)
・「B to Bであったり、子会社であったりがゆえに、有名でない企業でもいいところは多かった。有名な企業でも社員の態度がよくないところもあり、いろんな企業があるなと思った」(首都大学東京・理系)
・「普段目に付かない、いわゆるB to Bの企業を知ることができ、反対に、誰でも知っている有名企業のメリットやデメリットを知ることができた」(芝浦工業大学・理系)
小さい会社で自分を大きくした方がかっこいい
「大企業」「大手」という言葉も、アンケートに頻出している。就活を通じて、企業規模に対する考え方も変わる。「大企業=優良企業とは限らないと思った」(県立広島大学・文系)という意見は多い。
・「大手が必ずしもいいという訳ではない。また、みんながいいと思う企業と自分がいいと思う企業は、異なるということ」(関西学院大学・文系)
・「最初は大手の方がかっこいいと思っていたが、途中から考え方が変わり、小さい会社に入って自分で大きくした方がかっこいいと思うようになった」(同志社大学・理系)
・「大企業だと1つのことしかできなかったりすると感じた」(静岡県立大学・理系)
・「大企業=いい、というのは、完全に崩壊している気がする」(東京農工大学・理系)
・「大きい会社だからといって安定しているわけではなかったり、小さい会社でもシェアが高い会社があったりすると知った。会社の中身まで見ようという気持ちになった」(明治大学・文系)
・「最初は大手の方がかっこいいと思っていたが、途中から考え方が変わり、小さい会社に入って自分で大きくした方がかっこいいと思うようになった」(同志社大学・理系)
・「大企業だと1つのことしかできなかったりすると感じた」(静岡県立大学・理系)
・「大企業=いい、というのは、完全に崩壊している気がする」(東京農工大学・理系)
・「大きい会社だからといって安定しているわけではなかったり、小さい会社でもシェアが高い会社があったりすると知った。会社の中身まで見ようという気持ちになった」(明治大学・文系)
就活初期の中小企業に対するイメージはあまりよくないが、次第に認識は変わってくる。当たり前のことだが、「大企業だからいい」「中小企業だから悪い」という、一律な考え方の間違いに気づいてくる。
・「大きい企業だけがいい会社というわけではないと思った。中小企業でもいい会社はたくさんあり、自分が納得できればそれでいいと思った」(金沢大学・文系)
・「会社それぞれに個性があることを知り、大企業だからいいとか、中小企業だからダメだといった、決めつけがなくなった。同じ業界でも事業内容だけでなく、社風や出資先、取引先を調べてみることで、自分の中で推したいと思える企業を探すようになった」(京都産業大学・文系)
・「名前の知らない中小企業は、おっさんや古いビジネスで生き残るのに必死のイメージだったが、説明会や企業情報を見てみると、意外としっかりしていることが多く、肩書きで判断するものではないと感じた」(千葉工業大学・理系)
・「中小企業でも大企業より福利厚生が充実している企業はいくらでもあるということ」(千葉大学・理系)
・「中小企業は自分のやりたいことができるのかなと思った。対して、かかる責任も大きい、と感じた」(奈良先端科学技術大学院大学・理系)
・「会社それぞれに個性があることを知り、大企業だからいいとか、中小企業だからダメだといった、決めつけがなくなった。同じ業界でも事業内容だけでなく、社風や出資先、取引先を調べてみることで、自分の中で推したいと思える企業を探すようになった」(京都産業大学・文系)
・「名前の知らない中小企業は、おっさんや古いビジネスで生き残るのに必死のイメージだったが、説明会や企業情報を見てみると、意外としっかりしていることが多く、肩書きで判断するものではないと感じた」(千葉工業大学・理系)
・「中小企業でも大企業より福利厚生が充実している企業はいくらでもあるということ」(千葉大学・理系)
・「中小企業は自分のやりたいことができるのかなと思った。対して、かかる責任も大きい、と感じた」(奈良先端科学技術大学院大学・理系)
多くの学生は、思い込みから解き放たれ、視野や選択肢を広げていく。人間がそれぞれ異なった顔を持っているのと同じように、企業にもそれぞれの文化や個性があるのに、「大企業だから福利厚生がいい」や「中小企業だから仕事がきつい」と決めつける愚かさに気づくのだ。
ただ「やはり大企業がいい」と考える学生もいる。
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