アップル、ようやく「ホームポッド」発売へ

349ドル、米英豪で1月26日から注文受付

 1月23日、米アップルは、音声アシスタント「Siri(シリ)」搭載のスマートスピーカー「ホームポッド」を米国、英国、オーストラリアで2月9日に発売すると発表した。2017年6月撮影(2018年 ロイター/Stephen Lam)

[23日 ロイター] - 米アップル<AAPL.O>は、音声アシスタント「Siri(シリ)」搭載のスマートスピーカー「ホームポッド」を米国、英国、オーストラリアで2月9日に発売すると発表した。

1月26日からネット上で注文を受け付ける。価格は349ドル。

ホームポッドはユーザーにおすすめの音楽を提案したり、室内の温度調整などを行う機能を備えている。

アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>の音声アシスタント「アレクサ」を搭載するスマートスピーカー「エコー」に対抗する商品として注目される。アップルは当初、昨年12月の発売を予定していたが、その後発売時期を延期していた。

アナリストは、昨年の年末商戦時期に消費者が既に競合のスマートスピーカーを購入しているため、アップルの新製品への需要はさほど見込めないと指摘している。

アップルは「ホームポッド」が同社の音楽配信サービス「アップルミュージック」の利用者数を底上げし、競合スポティファイのサービス利用者増加に歯止めをかけることを期待している。

グーグルやアマゾンのスマートスピーカーでは、音声コマンドでスポティファイが配信する音楽の再生が可能だが、アップルミュージックの音楽は再生できない。

アップルの投資家で、Gullane Capitalのマネージングパートナー、トリップ・ミラー氏は、アップルが音楽を高音質で再生することに焦点を絞り過ぎていることへの懸念を示した。アマゾンの「エコー」など、競合のスマートスピーカーでは、ピザを注文したり配車サービスの手配をするなど、より幅広いことができる。

*内容を追加して再送します。

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