米国株反発、S&Pとナスダックが最高値更新

週単位で見れば、NYダウも約1%の上昇

1月19日、米国株式市場は反発し、ナスダック総合とS&P総合500種は終値で過去最高値を更新した。 写真は2014年6月、ニューヨーク証券取引所前で撮影(2018年 ロイター/Carlo Allegri)

[ニューヨーク 19日 ロイター] - 米国株式市場は反発。米政府機関閉鎖の可能性が懸念されているものの、消費関連株が上昇を主導し、ナスダック総合とS&P総合500種は終値で過去最高値を更新した。

S&P主要消費財は1.1%、S&P一般消費財0.9%ともに上昇し、S&Pの上昇の牽引役を果たした。

アナリストの評価引き上げを手掛かりに、ナイキ、フィリップ・モリス・インターナショナル、ホーム・デポに買いが入り、1.5-4.8%上昇。

一方、前日引け後に発表した決算が嫌気されたIBMとアメリカン・エクスプレス(アメックス)は下落。

IBMは4%安と、1日の下落率としては昨年7月以来の大きさとなった。第4・四半期決算は売上高が23四半期ぶりに増加したものの、2018年の1株当たり営業利益見通しが失望誘った。

アメックスは1.8%安。第4・四半期決算は、米税制改革に絡む一時費用の計上が響き26年ぶりの赤字。6カ月間の自社株買い見送りも発表した。

Eバリュエーター・ファンズのケビン・ミラー最高経営責任者(CEO)は「政府機関閉鎖の可能性は不安要因だが、長期的な視点からみれば、企業業績はなお堅調で、米財政改革の恩恵も今後具現化する」と語った。

米下院は18日夜、政府機関の閉鎖回避に向けて2月16日までのつなぎ予算案を可決。上院では現在のつなぎ予算の期限である午前0時までの合意に向け、大詰めの協議が続いている。

週足では、ダウ工業株30種とナスダックは1.04%、S&Pは0.86%それぞれ上昇した。

ニューヨーク証券取引所では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.98対1の比率で上回った。ナスダックでは2.51対1で値上がり銘柄数が多かった。

S&P総合500種構成銘柄をみると、105銘柄が52週高値を更新し、9銘柄が安値を更新。ナスダック総合構成銘柄では171銘柄が新高値をつけ、30銘柄が新安値を付けた。

米取引所の合算出来高は68億2000万株。直近20営業日の平均は63億2000万株。

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