米チーム元医師、児童ポルノの罪で禁錮60年 大量の児童ポルノの写真・動画を所有

12月7日、米ミシガン州の連邦裁判所は、米国体操連盟の元チームドクター、ラリー・ナサー被告に対し、児童ポルノ関連の罪で禁錮60年を言い渡した。11月に提供された写真(2017年 ロイター/Department of Attorney General)
[7日 ロイター] - 米ミシガン州の連邦裁判所は7日、女子体操選手への性的虐待を行ったとされる米国体操連盟の元チームドクター、ラリー・ナサー被告(54)に対し、児童ポルノ関連の罪で禁錮60年を言い渡した。
ナサー被告は7月、2003年から16年にかけて大量の児童ポルノの写真・動画を所有していたとして罪を認めていた。
また、医療行為と装って女児に性的暴行を加えた疑いに関連した性犯罪行為でも罪を認めており、来年1月に量刑が言い渡される見通し。
ミシガン州立大学体操部のチームドクターなどを担当した同被告は、五輪で米国体操のチームドクターを4回務めた。
被害を明らかにした体操五輪金メダリストのマケイラ・マロニーさんは同被告について「私の信頼を汚し、私の体を汚し、心に決して消えない傷を残した」と述べた。
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