ファーストレディ務めた元女優の意外な経歴 鳩山由紀夫を支える妻の華麗な立ち振る舞い
ファーストレディだった鳩山幸さんは今?
12月8日(金)のオンエアに登場するのは「総理を支えた妻」。就任当初の内閣支持率は72%と高かったが、19%にまで急降下した第93代総理大臣・鳩山由紀夫(現在は改名して「友紀夫」)さんの妻・幸(みゆき)さんである。
鳩山の家柄は政界でもトップクラスの名門一族、日本有数の資産家だ。衆議院議長を務めた曽祖父・和夫氏をはじめ、祖父は自由民主党の初代総裁、総理大臣も務めた一郎氏。父も元参議院議員で、弟は昨年亡くなった元法務大臣の鳩山邦夫氏である。その名門一家に嫁いだ幸さんは、元宝塚女優という華麗な経歴を持つ。
夫・由紀夫さんの政界引退から5年。ファーストレディだった幸さんは今どんな生活を送っているのか?
取材班がやってきたのは彼女が暮らしている東京・田園調布。ひときわ目を引く彼女こそ現在74歳の幸さんだ。今も当時と変わらずエレガントなままである。駅から歩くこと5分、そこには鳩山家の邸宅がある。敷地面積は約250坪。高級住宅街だけあって、土地代だけでも推定5億円以上という。
「(自分で)ゴミ捨てもやられるんですね?」(スタッフ)
「もちろん!」(幸さん)
玄関は広々。金箔の上には絵画の曼荼羅がある。実はこれ、中国の高名なお坊さんから贈られたもので値段が付けられないほど高価な代物らしい。
奥の部屋へと進むと、来客をもてなす応接間がある。約20畳のその部屋にはグランドピアノが置かれているほか、部屋の隅には幸さんが作ったステンドグラスの照明や高級感のある置物が至る所に飾られている。来客用のダイニングルームもある。