ファーストレディ務めた元女優の意外な経歴 鳩山由紀夫を支える妻の華麗な立ち振る舞い
その後、1986年、夫が39歳のときに衆議院選挙の出馬を決意。あれよあれよという間に2009年に内閣総理大臣となる。
「胸がいっぱいで涙が出てきました」(幸さん)
しかし、この後思わぬ地獄が待っていた。それは支持率の急降下だ。就任当時の内閣支持率は72%もあったが、わずか数カ月でなんと19.1%まで急降下する。
その原因は「母からの9億円偽装献金問題」だった。母・安子さんがおよそ9億円の政治資金を由紀夫さんに提供。それが公の収支報告書に記載されず秘密裏に行われたため偽装献金、脱税の疑いがあるとされた問題だ。
総理大臣を辞任に追いやったカネ問題!
「国民のために使うおカネを母からもらって、母は子どもがそういう目的を持っていたら、助けてやろうと思うのが親子ですし、どこが悪いの?って感じで」(幸さん)
この問題がきっかけで2012年。
「私の不徳の致すところ……」(由紀夫さん)
就任からわずか8カ月で総理を辞任。その後夫は政界を引退し、政治の表舞台から姿を消し、今はアジアの国々に招かれ平和運動を行っている。
そんな由紀夫さんには、世間でささやかれ続けた最大の謎が! それが「周囲が理解できないナゾの奇行」「オカルトめいたうわさ」など、鳩山由紀夫「変人説」だ。中でも理解できないのがファッション。いったいなぜ、独特なファッションに身を包んだのか。
実は……「私がプロデュースしました」(幸さん)