この勢いを加速させようと、サイバーエージェントは巨額投資を続けている。2018年9月期は前期に引き続き、アベマTVに200億円規模の資金を投じる。

重点的にカネをかけるのが番組の自社制作だ。これまでも、年末年始や開局1周年時の自社制作特番で利用者数を急伸させてきた。通常放送でも、将棋や麻雀、スポーツの専門チャンネルは「自社制作を入れるほど数字(視聴数)が上がる」(藤田社長)。年明けからは独自の連続ドラマも始め、少数派の女性視聴者を増やしたい考えだ。
ネットの”小技”も効いた
「今年の前半、亀田興毅さん(元プロボクサー)、藤井聡太さん(中学生棋士)などのオリジナル番組でヒットが出たが、これらはあくまで特番だった。それが夏以降は、帯番組でも一定規模のヒットが出るようになってきている」。運営会社AbemaTVの取締役を兼ねるサイバーエージェントの小池政秀常務は、そう手応えを語る。
今後の番組制作における方針も、「しょせんネットサービスだよね、と思われる範囲を軽く超えるものを作る」と小池常務は意気込む。実際、運営会社では人員の過半数をオリジナル番組制作関連に張り付けている。
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