「子どもの英語教育」、よくある誤解と4大秘訣 「普通の家庭」でできる、おすすめの方法は?
語学学習で重要なのは「覚える」ことより「定着させる」ことです。では、定着させるための「語学習得の秘訣」を紹介しましょう。
家庭でできる「語学習得の秘訣」4つのポイント
【1】覚えるのは「単語」ではなく「文章ごと丸暗記」が基本
単語ももちろん、覚えることに意味はありますが、使わないとどんどん忘れてしまいます。ですので、覚えるのは「文章ごと丸暗記」を基本にしましょう。
学校の英単語テストの和訳は答えられるけど、実際のシーンでどう使われるのかを習わないため、覚えた単語が「使えない単語」になってしまうのです。
「文章を覚える」ことにはいくつかメリットがあります。
・その単語がどのようなときに、どんな単語と一緒に使われることが多いのかがわかる
・英語でよく使われる表現を習得することができる
また、歌は文章を暗記するうえではとても効率がいいです。メロディーと一緒に覚えられるのでスピードが格段に上がります。ぜひ、たくさんの歌を歌わせてあげてください。ただし、流し聞いているだけでは意味がないので、「まねて歌ってみる」ことが大切です。「歌う」という「アウトプット」が話すことにもつながります。
【2】子どもの「没頭力」を活用する
人間の脳は、忘れられるように作られており、生命の存続に重要なもの以外は自然と忘れてしまうと言われます。そのため、子どもの学習は好きなものでないかぎり「何のために勉強するのか」という目的意識が低くなって、「覚えることへのモチベーション」は低くなってしまう一方です。
しかし、ゲームやYouTubeなど、自分の好きなことや自分と関係することには時間を忘れるくらい没頭しますよね。子どもの強みは、この「没頭力」です。これをうまく活用しない手はありません。
そこで、子どもが日常の中で何げなく使って遊んでいるものを「英語のもの」にしてみましょう。 動物、昆虫、宇宙など、子どもの好きなものに関連した本や図鑑などをすべて英語のものにしてみたり、英語のアニメを見せたりするのです。
自分の好きなものから英語が入ってくるので、効果は期待できると思います。
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