いまや読書感想文もメルカリで買える時代だ 現役教師は「一発で見破れる」と述べるが…

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一方で、

「そのまま学校に提出し先生に怒られても私は責任を持ちません」

こんな表記もある。出品者としては、あくまで「自己責任で買ってくれ」ということのようだ。

メルカリ側も、こうした事態を把握しているようで、春休みにも同様の出品があったという。ただ、朝日新聞デジタルによると、メルカリ広報は「他人の作品を盗用したものなどなら出品を削除するが、それ以外は『コメントする立場にない』としている」という。

実際、どんな「宿題」がメルカリに出品されているのか。

読書感想文は、中島敦から森絵都まで

出品されている読書感想文はさまざま。例えば、2017年の「青少年読書感想文全国コンクール」の課題図書に選定された本がある。小中学校では、同コンクールの課題図書が夏休みの読書感想文として選ばれることが多い。

『干したから...』

mercari.com

『なにがあってもずっといっしょ』

mercari.com
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