トヨタが東北に灯した、HVという名の“火” 岩手のアクアに続き、宮城でカローラHVの生産を開始

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専用車に加え、高級車でもHVが好調

トヨタ自動車東日本では、昨年発売した「アクア」の生産も岩手工場(岩手県胆沢郡金ケ崎町)で受け持っている。アクアの販売は絶好調。つまり、今後のトヨタの東北における生産拠点は、アクア、カローラHVという強力な味方を軸に突き進んでいく。

今のトヨタにとってHVは、枢要な存在。2012年にはトヨタの販売全体のうち、HVは世界で14%、日本では40%を占めた。プリウスやアクアのようなHV専用車でなくても、「クラウン」や高級車「レクサス」シリーズなどのHV仕様も好調だ。トヨタにとって、国内のモノづくりを守り、発展させていくためのカギもHV。重要拠点の一つである東北の工場群にもその“火”を次々と灯している。

大坂 直樹 東洋経済 記者

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おおさか なおき / Naoki Osaka

1963年函館生まれ埼玉育ち。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。生命保険会社の国際部やブリュッセル駐在の後、2000年東洋経済新報社入社。週刊東洋経済副編集長、会社四季報副編集長を経て東洋経済オンライン「鉄道最前線」を立ち上げ。製造業から小売業まで幅広い取材経験を基に定年退職後の現在は鉄道業界を中心に社内外の媒体で執筆。JR全線完乗。日本証券アナリスト協会検定会員。国際公認投資アナリスト。東京交通短期大学特別教養講座講師。休日は東京都観光ボランティアとしても活動。

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