「ズボラな人」ほど、実は投資に向いている

短期間で無理して儲けようとしていませんか

長期的な資産運用で成功するには、毎日相場動向をチェックしないほうがいい。ズボラで行こう(写真:kou/PIXTA)

「投資はしてみたいけれど、なんだか難しそうだし、勉強したり手間暇かけたりするのも面倒くさい――」。実は、そんな「ズボラな人」でも投資できる方法があります。「投資」というと、かなりの資金と知識、経験がないと難しいイメージを持つかもしれませんが、実はそんなことはありません。むしろ、ズボラな人ほど投資に向いています。その理由と具体的な投資方法を説明していきます。

なぜ「ほったらかし」でOKなのか

ズボラな人のほうが投資に向いている理由は2つあります。1つ目は、長期的な資産運用で成功するためには、あまり相場動向をチェックしないほうがいいからです。投資を始めると、自分が投資したものが上がっているか、下がっているかはとても気になります。つい毎日チェックしてしまう人も多いと思います。

しかし、市場の変動に一喜一憂して気になってしまうくらいなら、相場動向を見ないほうがむしろいいのです。いくら頻繁にチェックしても運用成績が改善されるわけではありませんし、不必要な売買をしてしまうリスクも高まります。慌てて売ってしまったり、ほかの金融商品に変えたりしないほうが、結果的に資産を増やすことができることも多いのです。

2つ目は、「いかにも短期的に価格が上がりそうなもの」をあえて探さないほうが資産運用はうまくいくからです。「いつ」「何に」投資したら儲かるかは、事前には誰にもわかりません。プロでも難しいのですから、投資初心者が短期的に値上がりしそうな投資対象を探しても意味がありません。

資産運用の世界では、長期的な運用で成果を出すには、「いつ」「何に」投資をするかではなく、「どういった資産を組み合わせて運用するか」が大切です。心を穏やかにして安定した資産運用を望むのであれば、儲かるものを探すのではなく、国内外の株式や債券への国際分散投資を基本としたほうがいいのです。

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