重要なのは「貸し借り」と「仁義」
質問者の方は「持っているコネは、中小企業関係の方のみです。大企業や海外にコネはありません」とおっしゃいますが、中小企業の方でも意思決定できるオーナーの方にコネがあればすばらしいですし、こうしたネットワークはいくらでも今からつくっていけばいいと思います。
私がベンチャー経営をしていた10年くらい前よりは、格段にベンチャーと大企業は近くなっていると思います。また海外うんぬんもメールを出して会いにいくのは意外に簡単です。特に東南アジアはお互い下手な英語でコミュニケーションすることも、ちょっと勇気を出せば難しくはありません。
「会社を畳むハメ」のような事態になったときに重要なのは、それまでの「貸し借り」と「仁義」です。やっぱり日頃から「仁義」のない人は水に落ちたときにみんなが棒でたたくわけですし、「貸し」があったり「仁義」がある人は拾う神が現れるものです。どこでどんな風に思われているかはわからないので、目上の人の話を聞くときには、スマホをいじるのはやめたほうがいいかもしれません。
質問者の方は7年間、会社を切り盛りされたとのこと、本当に立派だと思います。まだ若いですし、先述の内容を踏まえた、周りの若者と比べたご自分の競争優位性を、この夏にお考えになってはいかがでしょうか? もしかしたら隣に座ったご先祖様がアドバイスしてくれるかもしれません。
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