車椅子バスケ、千脇選手を覚醒させた出会い 脊髄損傷で一時は自暴自棄になったが…
――ケガをして足が動かなくなり、その現状というのはすぐに受け入れられたんですか。
いや、受け入れられなかったですね。やはり日はたっていくんですが、年々、実際に足は動かなくなっていくジレンマがありました。その時にメンタル的にやられてしまったというのは大きくありましたね。
――足を彫刻刀で刺したというのもそういったところからくる行動だったのでしょうか。
自分自身、自暴自棄に陥ってましたね。
人に支えてもらった
――そういったことの中でも、大学の後はお仕事もされていますよね。どういう気持ちの切り替えがあったのですか。
自暴自棄になって、ずっとこのまま生きていくよりは、何かこう自分が変わるタイミングというのを探してたんだと思います。
――そのタイミングはどうやって見つけられたんですか。
やはり周りの人に支えてもらったというのは大きいです。車椅子バスケットも、友人の勧めで入部したというのもありますので。
――ちなみにその頃は、髪の毛を金色に染めていたと。
そうですね。
――染めたのはどういう理由からでしょう。
特に理由はなかったんですけど、自分の中で「変えたい」というのはあったんだと思います。
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