ピッカピカ!これが新品以上に光る靴磨きだ 若手注目職人が週末靴磨きの極意を披露
念入りに全体を磨くこと、1足およそ5分ほど。
最後に豚毛でシワの部分を磨き込めば、白くなりにくくなるとか。そして最後にもうひと磨き。ツヤッツヤにきらめく靴ができあがった。「そこまでキレイになるのかな?」と懐疑的だったけど、いやはやホントすみません。滑らかさにもほどがありますよ!
ビギナーでも時間を掛ければ、プロ並みのクオリティ!
「職人と普通の人の違いはスピードです。丁寧に時間を掛ければ、同じようにキレイになりますよ」
愛情を注いであげるほど、靴は輝きは保たれるどころか、よりいっそう増すことを学んだ。靴箱で寂しくしている靴があるなら、ケアのチャンスかもしれない。随分ヨレヨレになってしまった靴も、念入りにケアを重ねて上げることで往時の輝きを取り戻してくれるはずだ。相棒は、磨いてこそ光る!
(吉々是良=取材・文/小島マサヒロ=撮影)
明石 優/靴育て研究家・絵描き。茨城出身。2006年靴磨きを始める。2008年シューズラウンジ brift Hが南青山にopen、百貨店、一流アパレルブランドのイベントなど靴磨きパフォーマンスを経験。2011年独立。現在、世田谷ものづくり学校内『自由大学』、熊谷『NEW LAND』などさまざまな場所にて日本には数少ない靴磨きの講師として活躍。 靴のケアをより身近にしてもらいたい想いで代々木公園にてaozora shoe shine schoolも開講中。 この時代だからこその靴磨きの大切さと奥深さを伝え、靴を手入れすることを歯磨きくらい当たり前の文化へ発展させていく。
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