最後にもうひとつ、「嫌われる人の雑談」でよくあるのは、「自分の意見=世間一般の意見」や「自分の意見は正しい」と思い込み、相手にそれを押し付けるケースです。
「自分の意見=世間一般の意見」とは限らない
【7】「自分の意見」を押し付ける
いまは、お母さんも外で働く時代ですが、「母親が子どもを保育園に預けて働くのは反対」という意見を主張する方がいらっしゃいました。「子どもが小さいうちは仕事をしないで子育てに専念すべきだ」というのが持論のようです。
一昔前ならともかく、いまどきこのような考え方をする人は比較的少ないですよね。でもこの方は「みんなそうすべきだ」と、自分の意見をどんどん押し付けてくるのです。
どのような意見を持ってもそれぞれ個人の自由ですから、そのこと自体は問題ありません。ですが、「自分の意見」が「世間一般の意見」と必ずしも同じとは限らないことも十分に自覚しておくべきです。
そのため、「自分の意見」と「世間一般の意見」が大きくズレていないかを確認し、「自分の意見」を相手に押し付けていないか注意するクセをつけるのは大切だと思います。
・そもそも「聞き方」がなっていない
・相手が話題を提供してくれるのを待っている
・「自分の話」ばかりをする
・何かにつけて、すぐ「自慢話」をする
・「間」を恐れて、「いきなりズレた話題」を持ち出す
・「興味がない様子」がありあり
・「自分の意見」を押し付ける
「雑談」は大切なコミュニケーションのひとつです。話の内容よりも、むしろ「この人と話して楽しかったな」「また話したいな」と相手に思ってもらえることが重要だと思います。
雑談を上手にこなせれば、ビジネスの場でも好感度が上がること間違いなしです。ぜひ、みなさんも「聞く力」を磨いて「雑談の達人」になってくださいね。
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