「ウザい上司の話」うまく乗り切る5つのコツ 「話が長い」「すぐ怒る」…職場にいませんか?

✎ 1〜 ✎ 17 ✎ 18 ✎ 19 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

会社組織では、必ずしも気が合う人ばかりではありません。ときには「尊敬できない人」や「苦手な人」がいる場合もあります。

「人間としての幅を広げる訓練」と思う

【コツ5】「人として苦手な上司」は、「訓練」「誰でも先生」と思う

「あの上司とは本当に話をしたくない……」「あの人の話を聞いているとストレスで爆発しそうだ……」など、「苦手な上司」の話を聞くのはつらいものですよね。

ひとつには、会社組織ということである程度、我慢をして「嫌いな上司」「苦手な上司」の話も聞かなければならない部分もあると思います。

しかし、「無視をする」「不快さを態度に出す」などは社会人として正しい態度とはいえませんよね。

こんなときは、自分の「人間としての幅を広げる訓練」ととらえ、苦手な上司であっても、口角を上げて、落ち着いた態度でゆっくり、あいづちを打ちながら聞きましょう。

こちらに敵意がなく、自分を受け入れてくれていることがわかると、相手の態度が変わってくることもあります。

また、どんなに相性が合わない人でも、人生の先輩であることは事実です。「誰でも先生」と思って話を聞くと、意外な発見があったり、最悪でも「反面教師」として勉強になる面はあるはずです。

【「ウザい上司の話」を乗り切る5つのコツ】
・「話が長い上司」は、「息継ぎ」を狙ってカットイン
・「すぐ説教する、怒る上司」は、「あいづち」でコントロール
・「自慢話が多い上司」は、とにかく乗って聞けばいい
・「会話が弾まない上司」は、「質問」で乗り切る
・「人として苦手な上司」は、「訓練」「誰でも先生」と思う

いかがでしたか?

この連載の一覧はこちら

上司も人間です。お説教や自慢話も「自分の話を聞いてほしい」「俺を認めてほしい」という気持ちの表れとしてとらえれば、少し違った視点から眺めることができるかもしれません。

苦手な人や場面でも、「聞く力」を身に付けていれば、うまく乗り切ることができます。そして、「上手に聞くコツ」は、本記事でも解説したように、すぐできる簡単なコツがたくさんあります。

ぜひ「聞く力」を身に付け、相手に最後は「笑顔」になってもらえる「聞き上手」を目指してくださいね。

魚住 りえ アナウンサー

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

うおずみ りえ / Rie Uozumi

フリーアナウンサー。元日本テレビアナウンサー。ボイス・スピーチデザイナー。大阪府生まれ、広島県育ち。1995年、慶応義塾大学卒業後、日本テレビにアナウンサーとして入社。報道、バラエティー、情報番組などジャンルを問わず幅広く活躍。代表作に『所さんの目がテン!』『ジパングあさ6』(司会)、『京都心の都へ』(ナレーション)などがある。2004年に独立し、フリーアナウンサーとして芸能活動をスタート。これまでおよそ500本の作品に携わる。とくに各界で成功を収めた人物を追うドキュメンタリー番組『ソロモン流』(テレビ東京系列)では放送開始から10年間ナレーターをつとめた。各局のテレビ番組、CMのナレーションも数多く担当し、その温かく、心に響く語り口には多くのファンがいる。また、およそ30年にわたるアナウンスメント技術を活かした「魚住式スピーチメソッド」を確立し、現在はボイスデザイナー・スピーチデザイナーとしても活躍中。声の質を改善し、上がり症を軽減し、相手の心に響く「音声表現」を教える独自のレッスン法が口コミで広がり、「説得力のある話し方が身につく」と営業マン、弁護士、医師、会社経営者など、男女問わず、さまざまな職種の生徒が通う人気レッスンとなる。現在は、定期的に10~15人を募集し、スクールでグループレッスンを行っている。魚住式スピーチメソッド

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事