まず「ウザい上司の話」でいちばんよく挙がるケースは、同じ話を何度も繰り返すような「とにかく話が長い人」です。
「息継ぎ」の瞬間を狙おう
【コツ1】「話が長い上司」は、「息継ぎ」を狙ってカットイン
「話が長い上司」はよくいますよね。こちらに余裕のあるときはまだしも、時間がないときや、仕事がつまっているときは困りますね。
こんなときに、上手に話を切り上げるコツがあります。それは「息継ぎ」のタイミングを狙うことです。
どんな人でも「息継ぎ」をします。あるいは、どんな話でも一段落するタイミングがあります。
その「息継ぎ」の瞬間を狙って「高く、早く、大きい」声でカットインするのです。3つが難しかったら、どれかひとつでもかまいません。
「すみません! お話を伺いたいのは山々なんですが、ちょっと時間がなくて」
「部長! 次の約束があるので、その話は後ほどお伺いしていいでしょうか」
たとえば、こんなふうに「あなたの話を聞きたい」という気持ちを伝えれば、雰囲気を悪くせずに話を中断できると思います。
【コツ2】「すぐ説教する、怒る上司」は、「あいづち」でコントロール
どんな話でも最後は説教に持っていく人、つねにイライラしていて怒りっぽい人……。これも困った上司の典型です。
そんな上司の話を乗り切るコツは「あいづち」でコントロールすることです。相手がテンション高くガーッと喋っているときは、それに乗らずに落ち着いて、できるだけ「低い声」でゆっくり「はい、はい」とあいづちを打つのです。
こちらが落ち着いた態度で接していると、相手もだんだんエネルギーが低くなり、落ち着いていきます。逆に、「高い声」で「テンポよく」あいづちを打つと、相手をさらに興奮させてしまいます。
実は私も局アナ時代、上司にしかられるときは、この「低く、ゆっくりあいづちを打つ」方法で切り抜けていました。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら